アジア系へのヘイトクライム事例 | JSS危機管理コンサルティング契約企業専用ページ

［お知らせ］本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例

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日付	事件概要
2020/10/30	（英国・ロンドン）午後、ハマースミス地区でマレー系コメディアンの男性（29歳）が自宅付近で通りすがりの男に顔面を殴られ、頬や唇などを負傷した。男は自転車から降り、「お前は何をしたかわかっているのか！」などと叫びながら男性に突進してきたという。
2020/02/03	（英国・ロンドン）3か月間滞在する予定の台湾人女性（31歳）が民宿予約サイト「Airbnb」で宿泊先を予約していたが、空港から向かう途中、宿主に「コロナウイルスの感染を懸念している」と言われて一方的に予約をキャンセルされた。
2020/12/02	（英国・リバプール）午後5時頃、ウォール・ストリートにあるショッピングモール「リバプール・ワン」でアジア系の男性2人が男（57歳）に「ここは俺の国だ！出ていけクソ中国人！」などと罵られた。男は警察に逮捕された。
2020/02/09	（英国・バーミンガム）午前2時頃、バーミンガム市のフレデリック・ストリートにある飲食店「アナ・ロカ・バー＆ギャラリー」前で中国系の女性（28歳）がアジア系の男に「汚い中国人。コロナウィルスを中国へ持ち帰れ！」などと罵られた。女性の友人であるインド系の女性（28歳）が止めに入ったところ、男に頭部を殴られ、歩道に倒れ込んで頭を打って意識不明となった。女性が意識を失った後も男は友人に対して人種差別的な言葉を掛け続けていたという。
2020/02/03	（英国・ノリッジ）市内を走るバス車内で、フィリピン人男性（32歳）が高齢の乗客男性に「中国人か？お前らアジア人はウイルスを拡散するな」などと言われた。
2020/04/23	（英国・ノッティンガムシャー郡）午後8時頃、キーワース地区のマナー・ロードで、自転車で走行中の中国系女性（34歳）に対して男2人が車両から飲みかけのビール瓶を投げつけ、服や顔面などを汚した。警察はヘイトクライム（増悪犯罪）として捜査している。
2020/09/11	（英国・ドーセット州）午後2時35分頃、ブリッジポート市のウェスト・ストリートにあるスーパーマーケット「ウェイトローズ」前でフィリピン系の家族が見知らぬ男（39歳）に人種差別的な言葉を掛けられたほか、口に入っていた食べ物を吐きかけられた。男は逃走したが、警察に逮捕された。
2020/02/15	（英国・ダンディー）午後、市中心部を走るバス車内で、アジア人男女が10代の若者らに「中国で2,000人近くを殺したと報じられている致死性ウイルスの保持者だ」などと言われて口論になり、降車した。
2021/01/30	（英国・ダービー）ミッドランド東部のロイヤル・ダービー病院でフィリピン系の男性看護師が入院患者に「クソ中国人」などと人種差別的な言葉を掛けられた旨、Twitter上に投稿したところ、数千人が応援メッセージを送った。病院側は非難声明を発出した。
2020/10/01	（英国・スカンソープ）10月上旬（詳細日付不明）未明、ウェルズ・ストリートで中国系の男性が男女のグループに何度も唾を吐きかけられ、男に突き飛ばされたほか、女に「中国人！コロナウィルス！」などと罵られた。
2020/01/30	（英国・シェフィールド）午後1時頃、市内でマスクを着用した中国人女性が歩行中、通りすがりの3人組に「何故マスクを着用している？何か問題でもあるのか」などと絡まれた。
2020/03/17	（英国・サウスサンプトン）ヴィンセント・ウォークで、マスクを着用した20代の中国人男女4人組（男性3人、女性1人）が、少女2人組（14歳と15歳）に人種差別的な言葉で罵られた。
2020/07/18	（英国・サウス・ヨークシャー州ロザラム）午後1時30分頃、ヘリングソープ・ロードを歩行中のアジア系の女性2人（共に40代）が通りすがりの男に人種差別的な言葉を掛けられ口論となり、女性の1人が暴行を受けた。
2021/02/23	（英国・サウサンプトン）サウサンプトン大学の中国系教員（37歳）が自宅付近をジョギング中、男4人（20代前半～半ばぐらい）に「中国ウイルス！この国から出ていけ！」などと罵られたので言い返したところ、逆上した男に殴られ、顔面や腕を負傷した。警察は男1人（21歳）を逮捕した。
2020/02/14	（英国・エディンバラ）午後7時30分頃、ファウンテンブリッジ区にあるスーパーマーケット「テスコ・エキスプレス」で韓国人留学生の男性が少年数名に顔面を殴る蹴るなどの暴行を受けた。
2020/07/04	（英国・エディンバラ）午後2時25分頃、ニコルソン・ストリートにある日本食レストラン「マキ＆ラーメン」で、少年4人（14歳から18歳）が店内を荒らしたほか、従業員の男性2人（33歳）に暴行を働いた。警察は少年たちを逮捕した。
2020/02/12	（英国・エディンバラ）午後、中国人女性（30歳）がエディンバラ大学に向かって歩いていた、通りすがりの男に「コロナウイルス！」と言われた。女性は男に「大変失礼だ。恥じなさい」と言い返したが、男が同じ言葉を繰り返し叫んだため怖くなり、無視してその場から離れた。
2021/02/11	（英国・ウェールズ）スウォンジー市のサッカーチーム「スウォンジー・シティ・アソシエイション・フットボール・クラブ（AFC）」に所属する南アジア系英国人の選手（22歳）が、敵対チームとの試合で負けた後、何者かに自身のSNSサイトに人種差別的なことを投稿された。警察は同クラブの協力の下、捜査を進めている。13日、英国サッカー協会はフェイスブックやツイッターなどに人種差別を根絶するための努力を続けるよう求める文書を送った。
2020/10/08	（米国）米軍の海兵（20歳）がSNS上に人種差別的な動画を投稿した。動画の中で男は「尊敬するトランプ大統領が言ったように全て中国が悪い。中国が米国と世界にしたことを許さない。中国人が近づいてきたら全員撃ってやる。」などと述べた。
2021/03/09	（米国）ヒップホップ音楽などが配信されている動画サイト「ワールド・スター・ヒップホップ」でフロリダ州在住のラッパーの男が「中国ウイルス！お前は中国人だから英語を話す権利はない。世界がおかしくなったのは全てお前の責任だ！」などと叫んでいる動画を投稿し、批判が殺到した。後日、男は自身のインスタグラムで「アジア人に対して偏見はない」と述べたが、謝罪の言葉はなかった。