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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2021/08/29 (米国、カリフォルニア州)午後3時50分頃、サクラメントのセントラル・オーク・パーク地区にある中華料理店「ハッピー・テイクアウト」で、中国系米国人の女性店員(30歳)が、注文した品が入っていないとして激怒した常連客の男(42歳)から「バカなクソ女」などと複数回言われ、料理を投げつけられた。女性は、立ち去ろうとする男の車を携帯電話で撮影しようとしたが、男に地面に投げ倒されて軽傷を負った。翌30日、警察が男を逮捕した。
2021/08/27 (米国、ニューヨーク州)午前6時55分頃、クイーンズ区ジャクソンハイツ地区の37thアベニューと75thストリートの交差点付近で、アジア系の女性(56歳)が歩行中、男にペットボトルで後頭部や顔面を殴られた。男は人種差別的な発言をしながら女性のネックレスを引きちぎって逃走した。警察が行方を追っている。
2021/08/26 (米国、ニューヨーク州)午前10時30分頃、マンハッタン区ミッドタウン地区のレキシントン・アベニューでアジア系の男性(81歳)が歩行中、通りすがりのホームレスの男(55歳)に突然殴られ、「忍者は全員、排除しなければならない」と叫ばれた。男性は転倒した際に臀部の骨を骨折する重傷を負い、病院に搬送された。現場に駆けつけた警察官が男を現行犯逮捕した。
2021/08/25 (米国、ニューヨーク州)ファイアー・アイランドで韓国系米国人の男性(42歳)が息子2人(9歳と5歳)と歩行中、息子達がプロレスごっこをしてトラックに轢かれそうになったため叱りつけたところ、近くにいた白人の男女に警備員に通報された。長男が虐待を否定したため警備員は立ち去ったが、その後、男性は白人の男女から「ここは中国じゃない。出身はどこ?仕事は?なぜここにいるの?子どもをいじめるなら他所へ行って。あなたを見たくない」などと言われた。
2021/08/23 (米国、ペンシルベニア州)午前9時20分頃、ベツレヘムのリーハイ大学内にあるユニバーシティセンターで、男子学生が近づいてきた男(30歳)に「キャンパス内にいるアジア系の学生を刺す」と脅されたほか、付近にいたアジア系の大学スタッフが「ここはお前の居場所じゃない」などと言われた。警察が、大学周辺で男を逮捕した。
2021/08/22 (米国、ニューヨーク州)午後8時45分頃、マンハッタン区の1stアベニューとイースト19thストリートの交差点付近でアジア系の女性(52歳)が歩行中、通りすがりの男に「ここから出ていけ」「自分の国へ帰れ」などと言われ、頭部を殴られた。男は走って逃げ、警察が行方を追っている。
2021/08/17 (米国、オハイオ州)シンシナティのキャフルーン・ストリートでシンシナティ大学の学生が歩行中、男(24歳)に「お前はカンフルー(中国武術のカンフーとインフルエンザを掛け合わせた造語)を持ってきたから死ぬ」などと言われて殴られた。
2021/08/17 (米国、ワシントン州)ショアーラインでベトナム系米国人の女性が、4年前から隣人の女による人種差別的な言動を繰り返し受けているとして、民事訴訟を起こした。被害女性は地元メディアに対し、「嫌がらせは春頃から悪化しており、4月には息子といた際に下半身を露出した女から人種差別的な言葉で罵られたほか、自宅前でガーデニングをしていた際に車に乗った女から『長くは生きられない』などと脅迫めいたことを言われた。」と話した。警察は女を逮捕したが、被害夫婦によれば、女は釈放されて嫌がらせが続いている。
2021/08/15 (米国、イリノイ州)正午頃、シカゴのアップタウン地区にあるアーガイル駅の構内で、アジア系米国人の男性が階段を利用中、背後から見知らぬ男に突き飛ばされて転げ落ちた。男性が「何故こんなことをする」と尋ねたところ、男は人種差別的な暴言を吐いたという。警察が男の行方を追っている。
2021/08/15 (米国、ニューヨーク州)午後6時30分頃、マンハッタン区のウエスト54thストリートとブロードウェイの交差点付近で、アジア系の夫婦(60歳と63歳)が歩行中、近づいてきた男に突然「中国へ帰れ」と言われて女性が地面に押し倒されたほか、男性はテイクアウトの中華料理を投げつけられた。男は自転車で逃走し、警察が行方を追っている。
2021/08/15 (カナダ、オンタリオ州)午後7時頃、ポートペリーの公園でパキスタン系カナダ人の妊娠中の女性が家族と散歩中、4輪スクーターに乗った白人の女(61歳)に付きまとわれ、「どいて。(英語以外の)外国語を喋るな。私はカナダ人で英語を話す」などと人種差別的なことを言われた。周囲にいた複数人が女を止めに入ったため、間もなく女は立ち去った。後日、警察が女を逮捕した。
2021/08/10 (米国、ニューヨーク州)午後6時頃、ニューヨーク市内を走る地下鉄車両内で、フィリピン系の女性が他の乗客にマスクを配布していたところ、2人組の男女に人種差別的な暴言を吐かれ、暴行を受けて重傷を負った。
2021/08/07 (米国、ハワイ州)午前11時30分頃、ホノルルのマキキ地区のサウス・ベレターニア・ストリートでアジア系の女性が歩行中、通りすがりの男(37歳)に突然押し倒された。警察は、10日に男を逮捕した。
2021/08/07 (米国、ワシントンD.C.)午後10時30分頃、ワシントン大聖堂近くのフルトン・ストリートで中華系の男性(30歳)が両親(64歳と61歳)と歩行中、見知らぬ男(38歳)から「お前はアメリカ人じゃない」と言われ、性的少数者に対する差別的な言葉をかけられた。その後、3人は男から暴力を振るわれ、駆けつけた警察官が男を逮捕した。
2021/08/04 (米国、カリフォルニア州)午前9時40分頃、オークランドのチャイナタウンの9thストリートとブロードウェイにある小売店で、店先にいた買物客が通りすがりの女から「アジア人のクソ」「中国へ帰れ」などと言われたり、殴られたりした。オーナーのアジア系の男性がパイプ椅子を盾代わりにして女を追い払おうとしたところ、女からペットボトルを投げつけられた。警察は、女をヘイトクライム容疑で逮捕した。
2021/08/01 (米国、カリフォルニア州)パロ・アルトにある日本料理屋「フキ・スシ」で、オーナーのアジア系米国人の女性が、COVID-19対策の一環で現金払いができないことに怒った客の男から「アメリカらしくない。出身地はどこ?お前はアメリカ人じゃない。自分の国へ帰れ。ここに居場所はない」などと言われた。
2021/07/28 (カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州)午後2時30分頃、リッチモンドの州裁判所前でアジア系のグループが3月29日に市内のコーヒー店で発生したアジア人差別的な事件に対する抗議デモを行っていた際、同事件の加害者として出廷していた男が「お前らがコロナウイルスをカナダに持ち込み、人々を殺している」「私は中国人よりも英国人、フランス人、ドイツ人がいい」「ここはカナダだ。言論の自由があり、もし中国人を嫌いなら嫌いと言っていい。私は中国人が嫌いだから、嫌いと言っているだけだ」などとまくし立てた。その後、デモ隊は通りすがった女(44歳)からプラカードを壊されるなどの被害に遭い、警察が女を逮捕した。
2021/07/27 (米国、カリフォルニア州)オレンジ郡監督委員会の会議で、COVID-19対策の指揮を執っているベトナム系米国人の男性委員長が、ワクチン接種反対派の活動家グループから「指導者にふさわしくない共産主義者はベトナムに帰れ」などと罵られた。
2021/07/27 (米国、ニューヨーク州)午後10時頃、ロウアーマンハッタン区のマルベリー・ストリートで、アジア系の女性(68歳)が足早に近づいてきた男から突然顔面を殴られた。女性は地面に倒れ込み、負傷した。警察が男の行方を追っている。
2021/07/25 (米国、カリフォルニア州)午後3時頃、サンフランシスコ中心部のマーケット・ストリートで同性カップルが歩行中、近づいてきた男に「俺は海軍に所属して米国に貢献してきたから人種差別主義者ではない。国内にいるクソアジア人は嫌いだ。真珠湾攻撃などが、アジア人が米国で歓迎されない理由だ」などと罵られた。男性らは近くのホテルに逃げ込み、警察に通報した。


 

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