hatecrime.png

 

[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

What's New

新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


 「国名」を選んで「検索」をクリックすると特定の国の情報が見られます。

検索エントリー

国名

州名(北米のみ)

日付 事件概要
2021/04/07 (オランダ・発生場所不明)現地日本大使館によれば、邦人が公園にいたところ、何者かに「中国人、コロナ、中国に帰れ」と叫ばれ、数分にわたりつきまとわれた。
2020/10/23 (オランダ・ワーヘニンゲン)中国人留学生3人が住む学生寮の部屋の窓が、10代と思われる2人組の男に石や卵を投げつけられ破損した。
2020/02/01 (オランダ・ヒルフェルスム)ラジオDJが、自分が担当する番組内で、オランダ語の発音が似ている「中国」と「治療」を語呂合わせにした「中国よりも予防がまし」という題名の風刺的な曲をかけたほか、「臭い中国人」「中国料理を食べなければ、心配することはない。中国よりも予防がましだからね」などと発言したが、後に謝罪した。(詳細日付不明)
2020/01/31 (オランダ・ワーヘニンゲン)中国人留学生が多く入居している集合住宅で、エレベーターに「死ね、中国人」や「中国コロナ」などの人種差別的な落書きが書かれ、尿や排泄物が撒き散らかされていた。(詳細日付不明)
2020/01/31 (カナダ・BC州)中華系カナダ人の姉妹が歩行中、白人の男に「コロナウイルスを落としましたよ」と言われ、人種差別的だと抗議したところ、「10人に言った。冗談だ」と笑い飛ばされた。(日付は報告時期)
2020/02/11 (カナダ・トロント)市内を走るバスの車内で、アジア系の運転手が乗客の女性に「あなたはカナダ人に見えない。帰れ。英語を学べ」などと言われた。
2020/04/02 (カナダ、バンクーバー)中国文化センターの窓や壁に「中国人に死を」「カナダから追い出す」などのメッセージが書かれていたほか、翌日にも中庭に何者かが侵入し、窓ガラスを破壊した。
2020/03/13 (カナダ・バンクーバー)午後、ナナイモ・ストリートとイースト1stアベニューの交差点付近にあるコンビニエンスストアで、認知症のアジア系男性(92歳)が他の男性客にCOVID-19絡みの人種差別的な言葉を浴びせられたほか、店外に押し出された際に地面に倒れ頭を打った。
2020/04/15 (カナダ・バンクーバー)市内を走るバスの車内で、マスクを着用したアジア系女性2人が乗車した際、男(48歳)に「自分の国へ帰れ」と言われた。また、この男を注意した別の女性客が、男に殴る蹴るなどの暴行を加えられた。
2020/05/15 (カナダ・バンクーバー)5月中旬、チャイナタウンのミレニアムゲートにあるライオンの像2体が、COVID-19関連の人種差別的な落書き被害に遭った。
2020/05/16 (カナダ・バンクーバー)午後8時30分頃、グレーズ公園で先住民の女性が犬の散歩中にくしゃみをしたところ、近くにいた男にアジア人と誤解されて人種差別的な言葉を浴びせられた上、顔面を殴られた。
2020/10/09 (カナダ・オンタリオ州)午後2時30分頃、オタワ市中心部のリドーセンターで、アジア人の男性がマスクを着用していない男に「マスクを着用しないといけない時、アジア人を殺したくなる」などと言われた。
2020/09/28 (カナダ・アルバータ州)午前9時30分頃、カルガリー市のイングルウッド駐車場で中国系の男性が車を停車させ車内で仕事をしていたところ、白人の男に車を蹴られて唾を吐きかけられ、「中国人に仕事を奪われる。中国に帰れ!」などと罵られた。男は妨害罪と器物損壊罪で逮捕された。
2020/09/26 (カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州)午後4時15分頃、バーナビー市のメトロタウン・スカイ・トレイン駅でアジア系の男性が別の男にコーヒーを頭からかけられたほか、「国に帰れ!」などと言われた。
2020/07/24 (カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州)午後、ラングレー市で少年が後方から接近してきた車に追突されて負傷したほか、アジア系に対する人種差別的な言葉を投げつけられた。
2020/07/02 (カナダ・ノバスコシア州)ハリファックス市でアジア系のタクシー運転手が、咳をしていた乗客男性に「次回はマスクの着用をお願いします」と述べたところ、「マスクは着けない。COVID-19の検査を受けて陰性だった。移民は嫌いだ。仕事を奪われる。国に帰れ」などと罵られた。男性は警察に通報したが、脅迫や暴力行為がなかったことからヘイトクライムとは見做されなかった。
2020/05/23 (カナダ・バンクーバー)午後、チャイナタウンで停車中の車内にいるアジア系の女性2人に向かって、男が人種差別的な言葉を掛け、車の窓ガラスを割った。警察はヘイトクライム事件として捜査をし、後に男を逮捕した。
2020/05/22 (カナダ・サスカチュワン州)午後2時から2時30分の間、サスカトゥーン市のローソン・ハイツ地区にあるビショップ・マホーニー高校の裏で、アジア系ルーツの少年(15歳)が男に自転車から突き落とされて頭を殴られたほか、「お前がウィルスを拡散した」などと罵られた。
2020/10/30 (カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州)午前7時15分頃、バーナビー市を走行中のメテロ・バンクーバー・バス内でフィリピン人の男性が近くにいた男に「中国人スパイ。お前の娘をレイプする。お前の頭を撃ってお前の家族も殺してやる。」などと脅迫された。男性は警察に通報し、警察は撮影された動画を基に容疑者を捜査している。
2020/10/29 (カナダ・オンタリオ州)薬局でアジア系の女性店員が女性客にマスクの着用をお願いしたところ、人種差別的な言葉や「あなたアジア人ならカンフー使えるでしょ?でも私だって使えるのよ!」などと言われ、殴る・蹴るの暴行を受けた。


 

Related Reports関連レポート

レポート閲覧にはログインが必要です。

 

パンデミック下で再認識される交通安全策の重要性《インド》
2021年11月15日
g20211115.png
 
コロナ禍の影響が如実に反映される治安
状況《インド》
2021年10月11日
g20211011.png
 
パンデミック下で増加する銃乱射事件
《米国》
2021年7月21日
g20210721.png
 
パンデミック下のロンドン治安状況と見通し《英国》
2021年6月18日
g20210618.png
 
防疫規制緩和と共に悪化が懸念されるセブの治安《フィリピン》
2021年6月11日
g20210611.png
 
コロナ禍でも強窃盗が多発するリマ首都圏《ペルー》
2021年5月24日
g20210524.png
 
ワクチン接種が進む中で凶悪化するヘイトクライム《米国》
2021年4月22日
s20210422.png
 
コロナ禍で変化する犯罪傾向とモスクワ等の状況《ロシア連邦》
2021年4月6日
g20210406.png
 
コロナ禍で一層の増加が危惧されるヘイトクライム《米国》
2020年12月10日
g20201210.png
 
新型コロナ対策の緩和で首都周辺の治安が再び悪化《アルゼンチン》
2020年9月2日
g20200820.png
 
首都圏でCOVID-19流行に伴い侵入盗が急増《ナイジェリア》
2020年8月20日
g20200820.png
 
ラゴスでロックダウン以降に治安の一層悪化が必至《ナイジェリア》
2020年7月8日
g20200708.png