hatecrime.png

 

[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

What's New

新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


 「国名」を選んで「検索」をクリックすると特定の国の情報が見られます。

検索エントリー

国名

州名(北米のみ)

日付 事件概要
2021/03/29 (米国・ニューヨーク市)午後8時35分頃、マンハッタン区34番ストリート/ヘラルド・スクエア駅のホームで、アジア系の女性(29歳)が持っていたリュックに男が後ろから近づいて火をつけた。女性は電車に乗った後、他の乗客によりリュックが燃えていることを知らされた。
2021/03/28 (米国・ニューヨーク市)午前9時35分頃、ブルックリン区ブッシュウィック地区のウィッコフ・アベニュー/マートル・アベニュー駅から発車したカナージー地区行きのL線地下鉄内でアジア系の女性(27歳)がホームレスの男にナイフを突きつけられたほか、「中国へ帰れ!」などと罵られた。警察によると、男が小銭を求めながら車内を歩き回っていたところ、女性が無視したため、ナイフを突きつけたという。警察のヘイトクライム対策本部が男の行方を追っている。
2021/03/30 (米国・サンフランシスコ市)テンダーロイン地区のベーカリーでアジア系の女性(42歳)が男(45歳)に何度も「中国人を殺す」などと脅迫された。28日、女性は男が3日間連続で店を訪れ、脅迫してきたと警察に通報した。30日、男が手で拳銃を持つ真似をし、「店内の客を撃つ」などと脅してきたため、もう一度警察に通報した。男は逃走したが、すぐさま警察に逮捕された。
2021/03/25 (米国・カリフォルニア州)サンノゼ市の住宅街で、男が中国系米国人の自宅のドアを100回程叩いたり、チャイムを鳴らしたりしたほか、「中国へ帰れ。お前たちがCOVID-19を持ってきた。ここは米国だ。共産党主義の中国人!」などと罵った。警察は男を逮捕し、ヘイト事件として捜査を進めている。
2021/03/22 (米国・カリフォルニア州)ヒールズバーグ市のセンター・ストリートにあるネイルサロン「マイズ・オール・ポリッシュ・ネイル&サロン」のベトナム系店主宛てに「汚い、臭い、醜いアジア人。国へ帰れ!」などと書かれた手紙が送られてきた。送り主の住所にはサン・バーナーディーノ市の厚生労働省から送られてきたように見せかけた偽の住所が記載されていた。
2021/03/22 (米国・ニューヨーク市)午前7時45分頃、ブルックリン区ホームクレスト地区のイースト13番ストリートとキングス・ハイウェイの交差点付近でアジア系の女性(32歳)が男に突然髪を引っ張られ、頭部と首を負傷した。男は何も言わずに立ち去った。
2021/03/14 (米国・ニューヨーク市)ブルックリン区ベンソンハースト地区の18番アベニューと68番ストリートの交差点付近を歩いていた中国系米国人の女性(16歳)がマスクを着用していない男(40代くらい)に唾を吐きかけられたほか、首を掴まれ道路に突き飛ばされた。
2021/03/01 (米国・ワシントンD.C.)午後1時頃、ノース・クリーブランド・パーク地区のウィスコンシン・アベニューとロッドマン・ストリートの交差点付近で邦人男性が見知らぬ男に顔面を殴られ、地面に叩きつけられた。男性は口から出血し、前歯を失った。警察が男の行方を追っている。
2021/04/07 (米国・ニューヨーク市)午後7時36分頃、ブルックリン区ロウアー・イースト・サイド地区のグランド・ストリートとフォーサイス・ストリートの交差点付近にある店の外で食事をしていた中国系の女性(25歳)が見知らぬ女(35歳)に「お前はしゃべるな。うるさい。国へ帰れ。」などと罵られたほか、顔面を叩かれた。
2021/04/07 (米国・ニューヨーク市)午後3時頃、マンハッタン区アッパー・ウェスト・サイド地区のウェスト・サイド地区のウェスト86番ストリート駅のホームでブルックリン行きの地下鉄B線を待っていたアジア系の男性(42歳)が男に「ブルース・リーじゃないならここから去れ!」などと罵られたほか、胸部を殴られた。
2021/04/06 (米国・ニューヨーク市)午後、ブルックリン区ロウアー・イースト・サイド地区のグランド・ストリートにあるスーパーマーケット「ヘン・ユン・グロサリー」でアジア系の女性(39歳)がマスクを着用していない男(35歳)にマスクの着用をお願いしたところ、逆上した男に顔面を3回殴られたほか、「クソ移民」などと罵られた。
2021/03/21 (米国・カリフォルニア州)3月下旬(詳細日付不明)、オレンジ市のノース・プロスペクト・ストリートにある公園「グリジャルバ・パーク」でトレーニングをしていたオリンピック米国代表の日系米国人選手(28歳)が見知らぬ男に人種差別的な言葉を掛けられるなど、20分近く嫌がらせ行為を受けた。
2021/04/13 (米国・カリフォルニア州)午前9時25分頃、アジア人の女性がエルセリート市ポトレロアベニューとエベレットストリートの交差点近くにある自宅に帰宅したとき、ガレージに侵入してきた男(56歳)に人種差別的な言葉を掛けられ、顔に唾を吐かれた。男は女性の通報を受けた警察にヘイトクライムの容疑で逮捕された。
2021/04/12 (米国・ニューヨーク州)午後1時頃、マンハッタン区ファーストアベニューとE.57番ストリートの間を歩行中のアジア人女性に対し、男が突然「コロナウイルス・アジア人」と叫びながら殴りかかってきたが、これを避けたところ、男は立ち去った。
2021/04/08 (米国・カリフォルニア州)午後、アーバイン市でヘイトクライムの報復攻撃を試みたアジア系の男(37歳)が、アジア人女性を白人と誤解して銃で脅し、性的暴行を行おうとした。女性が周囲の人に助けを求めたため男は逃走したが、警察に逮捕された。
2021/03/21 (米国・ニューヨーク州)イーストサイド地区の公共住宅に居住するベトナム人3人が、市職員に給湯暖房機の点検をしてもらった後、市から宛名にアジア人への蔑称が書かれた手紙を受け取った。通報を受けて市の住宅保護開発局は担当職員の停職処分を発表した。
2021/04/02 (米国・カリフォルニア州)ロサンゼルス近郊の公園で東京五輪の空手代表選手である日系米国人女性(28歳)が電話中、男に「負け犬。帰れ」などと人種差別的な暴言を吐かれた。
2021/04/03 (米国・カリフォルニア州)朝、リバーサイドのラ・シエラ地区で中国系の女性(64歳)が犬2匹を散歩中、女(23歳)に刃物で腹部を刺されて重傷を負い、搬送先の病院で死亡した。ただし、警察はヘイトクライムではないとしている。
2021/04/04 (米国・カリフォルニア州)サンフランシスコのファイナンシャル地区でアジア系の夫婦(65歳と57歳)が駐車して車から降りた際、近づいてきた男に妻が唾を吐かれたほか、夫は殴られて地面に倒れ込み、頭部を打って失神した。
2021/04/07 (米国・ニューヨーク州)夜、ブルックリン区の地下鉄駅ホームで邦人が電車を待っていた際、見知らぬ男に腕を掴まれて線路に引きずり降ろされそうになったが、周囲の乗客が止めに入ったため、事なきを得た。


 

Related Reports関連レポート

レポート閲覧にはログインが必要です。

 

パンデミック下で再認識される交通安全策の重要性《インド》
2021年11月15日
g20211115.png
 
コロナ禍の影響が如実に反映される治安
状況《インド》
2021年10月11日
g20211011.png
 
パンデミック下で増加する銃乱射事件
《米国》
2021年7月21日
g20210721.png
 
パンデミック下のロンドン治安状況と見通し《英国》
2021年6月18日
g20210618.png
 
防疫規制緩和と共に悪化が懸念されるセブの治安《フィリピン》
2021年6月11日
g20210611.png
 
コロナ禍でも強窃盗が多発するリマ首都圏《ペルー》
2021年5月24日
g20210524.png
 
ワクチン接種が進む中で凶悪化するヘイトクライム《米国》
2021年4月22日
s20210422.png
 
コロナ禍で変化する犯罪傾向とモスクワ等の状況《ロシア連邦》
2021年4月6日
g20210406.png
 
コロナ禍で一層の増加が危惧されるヘイトクライム《米国》
2020年12月10日
g20201210.png
 
新型コロナ対策の緩和で首都周辺の治安が再び悪化《アルゼンチン》
2020年9月2日
g20200820.png
 
首都圏でCOVID-19流行に伴い侵入盗が急増《ナイジェリア》
2020年8月20日
g20200820.png
 
ラゴスでロックダウン以降に治安の一層悪化が必至《ナイジェリア》
2020年7月8日
g20200708.png