[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。
日付 | 事件概要 |
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2020/09/15 | (米国・サンフランシスコ)9月15日と22日にテンダーロイン地区でアジア系の女性2人(71歳と78歳)が、それぞれ同じ男(34歳)から顔面を殴るなどの暴行を受け、負傷した。男は逮捕された。 |
2020/11/03 | (米国・サンフランシスコ)午後7時30分頃、大統領選挙の投票所として運用されていたローウェル高校とモーレイ高校の前でアジア系の有権者が何者かに「国に帰れ!」などと人種差別的な言葉をかけられた。市警察は有権者脅迫・嫌がらせ事件として捜査している。 |
2020/10/14 | (米国・ニューヨーク)ブルックリン区でアジア系のテレビレポーターが取材中に、マスクを着用していない男に「この前までコロナに感染していた。こっちに来い、中国人。コロナを渡してやる。」などと脅迫された。 |
2020/10/09 | (米国・バーモント州)ベニントン市にあるベニントン戦碑を訪れていた中国系の女性とその息子が男に「国に帰れ、中国人!」などと罵られた。後日、ベニントン市会議長から謝罪の手紙が送られた。 |
2020/11/10 | (米国・ワシントン D.C.)午前9時42分頃、デュポンサークルにある中国茶専門店「バレー・ブルック・ティー」に乱入してきた男が中国系の男性店員に向かって「COVID-19!中国人!」などと怒鳴りつけたほか、顔面や腕などに催涙スプレーを噴射した。容疑者は逃走しており、逮捕には至っていない。 |
2020/09/02 | (米国・ニューヨーク)午後8時30分頃、マンハッタンのフラットアイアン区で自転車に乗った男(30代くらい)がアジア系のカップル(28歳と29歳)に唾を吐き、「お前は中国人だ!神は中国が嫌いだ!お前は最初に死ぬ!神の元に行くことはできない!」などと罵った上、男性の方を自転車で殴るなどした。 |
2020/11/01 | (米国・ニューヨーク)午後、グレートネック市にあるパークウッド・スポーツ・コンプレックスの駐車場で開催されていた「米国を再び偉大な国に」の集会に参加していたアジア系の家族が同じトランプ大統領支持者の男に「コロナを中国に持ち帰れ!」などと罵られた。 |
2020/09/08 | (米国・ニューヨーク)グレートネック市のベーカー・ヒル・ロードで自転車に乗っていたアジア系の兄弟(小学5年生と中学3年生)が若者3人(中学生ぐらい)に道を阻まれ、「なぜマスクを着用している」などとあざ笑われた上、自転車を壊された。警察に通報したが、加害者が未成年のため、何もできないと言われた。 |
2020/07/15 | (米国・コネティカット州)午後11時頃、スタンフォード市にあるラッサム・パークで韓国系の男性が、男(34歳)に「真珠湾のようにお前も爆破してやる」と言われたほか、鼻や額などを殴られるなどの暴行を受けた。 |
2020/06/16 | (米国・カリフォルニア州)トーランス市で日本の調理器具などを販売しているお店の前に「お前達に出て行ってほしい。日本へ帰れ!言うことを聞かなければ店を爆破する。お前達の家も知っている。」などと書かれた手紙が貼られていた。店主は9年前に日本から移住してきた邦人男性で、「今までに経験した中で最悪の人種差別」と述べた。市警察はヘイトクライム(増悪犯罪)として捜査を進めている。 |
2020/05/28 | (米国・メリーランド州)ベセスダ市にあるベーグル店の前で、アジア系の女性に対して車から降りてきた男が「ここから去れ!我々は広島に原爆を落として日本とお前を消滅してやる」などと罵ったため、女性は「私は日本人じゃない。人種差別主義者!」と言い返した。第三者が仲裁に入るまで口論は続いた。 |
2020/04/07 | (米国・ルイジアナ州)午後6時40分頃、ニューオリンズ市のトゥレーン・メディカル・センター付近でトゥレーン大学関係者のアジア系の2人が、拳銃を所持していた男(20歳から30歳ぐらい)に「お前達は中国人か日本人か?どちらかであればお前達を殺す。」などと脅迫された。2人が「我々は病院で働いている。人々を救いに来た」と告げたところ、男は「そうか、救いに来てくれたのか」と納得し、その場を去った。本件について大学当局は注意喚起を発出した。 |
2020/03/01 | (米国・カリフォルニア州)3月上旬(詳細日付不明)の未明、ロサンゼルス市のリトル・トーキョーで邦人女性(78歳)が通りすがりの男に突然、「中国人!コロナ!」などと罵られた。 |
2020/11/10 | (米国・ラスベガス)サウス・フォート・アパッチ・ロードとトロピカーナ・アベニューの間にあるスターバックスで、韓国系の男性が注文をした際に名前を聞かれたため、「マイク」と答えたところ、コーヒー容器に書かれていた名前は中国人名の「ワン(王)」であった。中国人名を書いた従業員は、「聞き間違えた可能性がある。ごめん。」と軽く謝罪したのみである。後日、スターバックスは同従業員を解雇した。 |
2020/11/14 | (米国・ノースカロライナ州)メクレンバーグ郡パインビル市でランカスター・ハイウェイ沿いにある中国系の女性が経営する不動産会社の看板に人種差別的な言葉が落書きされていた。被害にあった女性経営者によれば、以前にも看板が落書きされていたことはあるが、今回件ほど悪質なものではなかったという。 |
2020/06/12 | (米国・ニューヨーク州)午後5時26分頃、オールバニー市のセントラル・アベニューにある「ヘア&ウィグ・ビューティー・サプライ」で、アジア系の男性従業員が男性客にマスクの着用をお願いしたところ、「国に帰れ!」などと罵られたほか、顔面や腹部などを殴られた。容疑者の逮捕には至っていない。 |
2020/12/01 | (米国・ジョージア州)12月上旬(詳細日付不明)、アトランタ市で物理的な危害は加えられていないもの、次のような口頭での嫌がらせが相次いで報告された。 ①未明、ダウンタウンにあるタピオカ店「カンフー・ティー」に向かう途中、韓国系米国人の男性(大学生)が通りすがりの男に「COVID-19をありがとう」などと皮肉を言われた。 ②未明、エモリー大学付近の飲食店で中国人留学生の女性(20歳)が注文した食事を待っていたところ、隣にいた男に「大学で何を専攻にしているの?」と聞かれたため、「生物です」と答えたら、「未来に新しいウィルスを発明しないことを祈るよ」と言われた。 ③未明、市内の「アップル・ストア」で中国系の女性(21歳)が店員に「注意事項の張り紙(英語表記)は読めますか?COVID-19の症状がある人は入店できません」などと冷たく言われた。 |
2020/12/07 | (米国・シカゴ)午後10時頃、アジア系の男性が部屋を貸している若者グループに対し、喫煙や騒音を理由として出ていくよう伝え、宿泊費を返金したところ、若者達に顔面を殴られ、負傷した。 |
2020/11/17 | (米国・カリフォルニア州)サクラメント郡保健省の局長が「人種差別を公衆衛生の危機と宣言する会議」でアジア系米国人を「イエロー・フォークス(黄色人種)」という言葉で表現した。多くのアジア系米国人の間では人種差別的な言葉であるとされている。後日、地方メディアを通して謝罪した。 |
2020/12/17 | (米国・カリフォルニア州)午前5時頃、エルクグローブ市のグラント・ライン・ロードとウィルトン・ロードの間にある日本食レストラン「ウマイ・バー&グリル」で、正面ガラスに人種差別的な言葉が落書きされていたほか、店舗前にゴミやペンキなどが散らばっているのを中国系のオーナーが発見した。監視カメラの映像をもとに市警察は午後8時30分頃、犯人の男(43歳)を逮捕した。 |
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