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[お知らせ]本ページのアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例は、2022年末に更新を停止しましたが、アーカイブとして公開を継続いたしますのでご活用ください。

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新型コロナウイルス流行開始以降のアジア系へのヘイトクライム・嫌がらせ事例


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日付 事件概要
2020/03/01 (ドイツ・ライプツィヒ)サッカーの1部リーグの試合会場で、邦人観光客20人が試合開始10分後に警備員によってスタジアムから追い出された。
2022/12/24 (ドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州)午後1時頃、デュイスブルク市内の住宅街で、韓国人留学生(29歳)が犬の散歩のため自宅を出たところ、近づいて来た男2人に「虫酸が走る中国人」「中国人を皆殺しにする」などと罵られた上、顔などを殴りつけられて左目と頭にけがを負った。
2020/05/09 (ニュージーランド・カンタベリー地方)午後、クライストチャーチ市を走行中のバス内でアジア系の男性2人が女に足を蹴られたほか唾を吐きかけられ、「中国人でしょ?中国人に見えるわ。ニュージーランドは中国人を歓迎しない。」などと罵られた。
2021/05/31 (ニュージーランド、クライストチャーチ)午後5時頃、市北部のビショップデール・モール付近をジョギング中の邦人高校生2人が、10代後半の白人の男2人から執拗に追いかけられ、「俺の犬を食ったな」などと言われて暴行を受けた。
2021/03/15 (ニュージーランド)オークランド市エプサム地区のマヌカウ・ロードにあるカフェ「ザ・ハンブル・ビレジャー」でアジア系ニュージーランド人の家族が男に「中国へ帰れ!」などと罵られたため、中国系のオーナーが止めに入り、男を店から追い出した。
2020/02/01 (ニュージーランド)スーパーマーケットでアジア系の高齢女性が青果物を選んでいた際、女性に「あなた達中国人は果物や野菜を手で触って確かめないとダメなの?何故目で見るだけにできないの」などと怒鳴りつけられた。(日付不明、2月上旬)
2020/01/31 (ブラジル、リオデジャネイロ)1月末、日系ブラジル人の学生が地下鉄内で別の乗客の女性から「中国人の豚」「病気を拡散している」などと罵られた。(正確な日付は不明)
2020/10/20 (フランス・パリ)パリ市内のバス停でベトナム系フランス人の女性(37歳)に対して男女のカップルが「中国に帰れ!中国で犬でも食べていろ!」などと罵ったほか、唾を吐きかけ、顔面や頭部などを殴って負傷させた。
2021/02/10 (フランス・パリ)夕方、17区の路上で、友人2人といた邦人がフードをかぶり下を向いて歩いてきた3人組(性別不明)の1人からいきなり顔に向けて塩酸をかけられた。咄嗟に手で顔を覆ったため、顔にはかからなかったものの、掌に火傷を負った。
2020/01/26 (フランス・パリ)市内を走るバスの車内で、アジア系の女性(17歳)が他の乗客に「中国人だ。ウイルスをうつされるぞ。帰れ」などと言われたが、聞こえないふりをした。
2020/01/26 (フランス・パリ郊外)日本食レストラン「Yuki」が店先の窓ガラスにフランス語で「コロナウイルス、消え失せろ」などと落書きされた。
2022/07/22 (フランス、パリ)10区のポルト・サン・ドニ地区で、アジア系の男女が歩行中、通りすがりの男に人種差別的な言葉をかけられた。
2020/11/01 (フランス)10月末にマクロン大統領がフランス全土を11月末まで再びロックダウンを実施すると表明してからSNS上で「ヒットラーはユダヤ人よりも中国人を殺すべきだった」「斜目で犬を食べる黄色人種のアジア人を狩ろう」「中国人はフランスに病気を持ち帰ることしか脳がない」「アジアの男には暴力を振るい、女には性的虐待をしたって構わない」などのアジア系人種に対する差別的な投稿が増加しており、実際にアジア人への差別事例が報告されている。
2021/01/01 (ブルガリア)1月上旬(発生日不明)、邦人がスーパーでレジに並んでいたところ、現地人と見られる男が「中国人は出て行け」と叫びながらショッピングカートをぶつけてきて、足を打撲するけがを負った。男はその後も「出ていけ」と叫び続け、警備員が駆けつける騒ぎとなった。同スーパーでは過去にも在留中国人が同様の被害に遭っている。
2020/03/01 (ベルギー・スハールベーク)バス停で中国系ベルギー人の女性が5人の若者グループに「コロナウイルス!」と罵られたため、言い返したところ「殴るぞ。お前の携帯電話を奪う」などと脅され、唾を吐きかけられた。
2020/03/07 (ベルギー・ブリュッセル)午後11時頃、ブリュッセル南駅付近のアヴェンウー・フォンスニーでアジア系の男性(24歳)が男(22歳)に顔面を殴られたほか、「コロナウイルスはお前が持ってきた」などと言われた。男は現行犯逮捕された。
2020/03/08 (ポーランド・ヴロツワフ)午後7時30分頃、シフィドニッカ通りにあるシレジア反乱軍記念碑に向かって歩いていた中国系ポーランド人の男性が、通りすがりの若者グループに唾を吐きかけられたほか、顔面を殴られて負傷し、病院に搬送された。
2020/03/04 (ヨルダン、アンマン)過去数か月間に少なくとも3人の韓国人がヨルダン国内で差別を受けた。2014年以来アンマンで働いている韓国人男性は、アジア系の外見を嘲笑され殴られたことを警察に通報した。また別のヨルダン人男性(母親が韓国人)はタクシー乗車を拒否された。
2020/03/04 (日本・横浜市)中華街の数店舗に「中国人はゴミだ!細菌だ!悪魔だ!迷惑だ!早く日本から出ていけ!!」などと書かれた手紙が送られた。
2021/03/13 (米国・アーカンソー州)ホットスプリングス市のセントラル・アベニューにあるオークロンパーク競馬場前で、Uberを待っていたベトナム系の男性が男(44歳)に「ここは米国だ。お前のような人種はいてはいけない。お前やお前のような人種を殺す。」などと脅されたため、近くにいた警備員に通報したところ、男は立ち去った。男性が同じ場所に戻ると男が再び現れ、地面に突き飛ばされたので反撃したところ、男に左目を殴られ、負傷した。男はベントンビル市消防署の署長であることが判明し、第3級の暴行罪で起訴され、調査が終了するまで休職処分となった。アーカンソー州は人種・宗教・性別を理由に人を標的にした犯罪の罰則を強化する法律がないため、ヘイトクライムとして捜査される可能性は低い。


 

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